皇帝家

ラムサダスはホーメルト北島、イルゾニアアルフの王子（氏族長の長男）であるが、森での生活に嫌気がさして世界中を旅した。

アルファナはロングッド、ヴァレールアルフのレストール氏族の姫。長老グルアークの孫娘である。かつてラムサダスのパーティがホーメルト北島の火巨人の氏族と戦って全滅、ラムサダスのみが生き残ったことがあった。ラムサダスは命からがらロングッド島へたどり着き、ヴァレール森の入り口に倒れていたところをアルファナに発見、介抱され、一命を取り留めた。ブラックホースらが生まれる前の話である。

ラムサダスの本名はラムサロース・フィン。フィンの氏族長はラムサダスの父アイヴォリウスだったが、ラムサダスが森を出た後死亡している。次の氏族長はラムサダス妹、フロリアーナである。森のもうひとつの氏族ニヤーミャの氏族長フレリシアの妃となって共に森を護っている。フィンの氏族長はラムサダスの叔父レスティリアスに引き継がれている。