人物

アディマール(Edimar)

ルーン帝国第14代皇帝。屈強な魔法戦士。ルーン続暦2,133-2,179。

アンナ・マフピオタ(Anna Mafpiota)

ハーフアルフ。地精の血が混じっている。

イスミエルダ(Ismyelda)

カトリネル参照。

ウロボス・ブステンバール(Urobos Busrtenburl)

メーデルラント・ブステンバール王。古き狼。初めなる者。1なる者。ドワーフ。

ウンディーン(Undeen)

ルーンワールドでイモータリティを得た存在。ウンディーヌの女王。

エメラルド・イサ・ロドミュロス(Emerald Issa Rodomuros)

魔術師。

エルセロード・クードリア(Erselord Koudria)

アメジスト・エルセロード・クードリアとも。アルフ。

カトリネル(Katrinel)

ラ・メール教の神。モータル時代はアルフの僧侶で同名だった。イスミエルダという名前もあった。エルヴァートなどでは青のラ・リューン。

ギネヒア・サイルスン(Ginehia Sileson)

ルーン帝国のサグ。

クーヴィル・アースシェイカー(Kuhvil Earthshaker)

ルーン帝国の賢者。

クリスタル・ジェロード・リシュター(Crystal Jeroad Rishtar)

ルーン帝国全軍総指令、帝国エルヴァート大使。<漆黒の魔法戦士>。ルーンワールド最高の魔法戦士とも言われる。

クロビュール・マークレット(Clobule Marclet)

ティアンナの兄である魔術師。

ゼオン・バーリアン(Xeon Barlian)

ゼオン・アーティアルとも。過去エルヴァートに居住し永世王国26人衆に参加していた。

ティアンナ・マークレット(Tianna Marclet)

ルーンワールド(および周辺世界)最強の女魔術師。ティアンナ・マークレットの物語参照

ヒ・セルディ(H Celdy)

共和軍指導者。戦士。

ファジエル・リーン(Phedielle Rine)

アルランドのローンフィルス王国に住むアルフ。

ファーセリイ・モーレ(Fersserie Moalee)

アルランドにあるローンフィルス王国の交易都市ヴァリヤードの酒場「クレメントの酒」の給仕娘。

マーリン(Merlin)

ルーンワールドおよびモンサルヴァートの預言者。知覚系の魔法を得意とし、<知の化身>とも称される。小柄な老婆ながら、その情報収集・分析能力は他の追随を許さない。これには魔法、非魔法いずれもが含まれる。その知識量はクロビュール・マークレットをも上回る。ルーンワールド・北方海岸にある沼の底にある洞窟が外方界への魔導門となっており、マーリンの家はその外方界にある(薄暗い地下空間)。家の向こう側には同様の構造があって、そちらはモンサルヴァートに続いている。なお、マーリンの許可なしに二つの世界を行き来することはできない。沼に入っても、身体に付与している魔術により泥に濡れることはない。ただしこの魔術は自身の意思で自由に解除・再開が可能であり、泥に触れることもできる。再開すると付着あるいはローブに染み込んだ泥は即座に(あたかも元々触れていなかったように)離れる。

光沢のないくしゃくしゃの白い髪が腰ほどまで伸びている。肌は血色が悪く多くの皺が刻まれている。瞳は濃い灰色だが、時折銀色に輝く。身につけているのは粗末な茶色のローブと、同様に粗末な腰布程度。靴は履いておらず、足の裏はとても硬くなっている。

口にするのは自宅の周囲にある畑で採れたものが中心で、動物を殺したり魚を採ったりすることはない(ただし沼の近隣に住む人々が捧げたものや、訪問先で饗されたものは無駄にしない)。

右手に持つ古びた杖は、遠い昔に死んだ師から授けられたものである。マーリンは初心を忘れないようにするため、若かった頃に授かったこの杖を常に手にし、大切に扱っている。一般の民衆が自分の領域に近づかないよう、あたかも杖が様々な攻撃や呪いを発することができるかのように振る舞うが、実際には防御効果とカバー付きの発光魔法以外とくに何の魔力も持っていない。

「図書館の島」の秘密を知るただ一人の人物であり、ペシフェに至る隠された扉の開き方(宝珠の配置場所)についても、おおよその見当を付けている。解放に必要な宝珠のひとつ(モンサルヴァート)を持っている。

クロビュール、ティアンナの兄妹とは面識がある。クロビュールはマーリンが島の秘密を知っていると確信しており、何度となくそれを提供するよう求めているが、マーリンは断り続けている。マーリンはクロビュールを好いておらず、ティアンナをモータルのままイモータルを超越した存在とするという彼の究極の目標を「人のまま神の領域を侵すべきではない」と言って危険視している。

クロビュールとティアンナの魔力を持ってすれば、マーリンの口を割らせたり、殺害したりすることは容易い。しかし、マーリンはイモータルと特別な契約を結び、その庇護下にある。マーリンへの加害はすなわち兄妹の破滅に直結する。なお、マーリンは攻撃魔法をあまり得手としておらず、ティアンナらを排除することは不可能である。ティアンナらの台頭もあり、ここ数十年ルーンワールドには滅多に姿を現さない。なお、クロビュールらは3つの宝珠(エルヴァート、ルーンワールド、イル・クレイス)を持っているが、それが鍵であることを突き止めていないため、マーリンが別の宝珠を持っていることは知らない。

マーリンはいつか自分の知識を引き継ぐ者が現れた時は、これ以上の寿命の引き伸ばしはせず死ぬつもりでいる。ただし、それはクロビュールあるいはティアンナではないと考えている。イモータルを目指すなら現在も交渉のあるイモータルがまず確実に後援するし、それは彼女にも解っているが、そのつもりはない。

ミルト・ロサ・シフ(Milto Lossa Ciff)

イモータル ロサ・プリソールのモータル時代の名。ピクシー。

メリオダス・ログレス(Meliodus Logres)

ルーン帝国第15代皇帝。戦士。一騎当千の強い騎士としても知られる。ルーン続暦2,179年にアディマールの後継として即位。ルーン帝国は世襲ではなくアディマールとの血縁もない。ルーン続暦2,152-。

モードレッド・ログレス(Mordred Logres)

ルーン帝国皇帝の弟。戦士。

ルーネジア・スロール(Runesia Throl)

ルーネジア皇帝を務める女魔術師。


他にエルヴァートに住むヨセフ・マフピオタ、デイジィ・マーシャ・マフピオタがルーンワールド出身。