人物

1,543.7.20生, 86歳(見掛け40歳). 身長167cm 体重58kg.

市長、元魔術師部隊長

かつてシルクシア・ムライトルークがレッドシティへと赴き助力を請うたとき、当時の市長であったカディム・ウル・ハリスが彼女を大いに気に入り、街の重鎮である彼を派遣することにした。そしてしばらくの間、ドバヌール王国の軍師という肩書きを持っていた。

1,626年、永世王国からの使いがマウレリアスを勧誘に来た。しかし、マウレリアスはこれに興味を示さなかった。また、当時レッドシティには、市長とその取り巻きへの不満が満ちて反乱の兆しが日に日に高まる状況だった。魔術師部隊長という肩書きだったマウレリアスがあまり遠方に出向くのは得策ではなかった。そこで、実力は彼に及ばぬものの、友人であり大いなる力を持つワイズ・ドリアバードを紹介した。当時ワイズは国外に出て自分の力を試したいと考えており、渡りに船だった。なお、このときカディムは自分の名が出ないことに気分を害した。

その2年後に起こったレッドシティ内乱によって、彼はドバヌールへの肩入れを中断せざるを得なかった。その事態収拾と事後に忙殺され、何よりカディムが殺害されたことでマウレリアス自身が市長となるより他なくなった。結局1,629年のフェルナンド侵攻に間に合わず、その才が両大国の戦争で発揮されることはなかった。マウレリアスはこの時から市長に在任している。顔の右半分は内乱で受けた魔法によるただれが残っている。

現在ワイズは永世王国あるいはモールド王国におり、レッドシティへ帰還することは滅多にないものの、連絡は取り合っており、現在でも友好的である。

元副市長、マウレリアスに次ぐ実力を持つ魔術師

永世王国の人物参照。