虹の聖騎士団

アマリス帝国皇帝直属の騎士団で、特に選ばれた者だけがなれる。皇帝は外出の時、常に2、3人を携え護衛あるいは遊び相手とする。武装集団でありながら軍事省には所属しておらず、皇帝の命にのみ従う。

この騎士団はジアザーや他の騎士と同じく、背中に自分のカラーで縁取られた帝国のマークの入ったローブを身につけ、胸には自分のカラーで「RKs」のエンブレム、そしてその他にワンポイント好きなマークを入れるのが主流である。

普段は基本的にホワイトキャッスル内の虹の聖騎士団専用邸宅に住まっている。

1,630年現在、その構成員は以下の通りである。創設以来交代は発生していない。人物の詳細については、人物ページを参照。

Rainbow Knights β（裏虹の聖騎士団）

まとっているのは同じような白いローブだが、表の騎士団と異なり帝国のマークも'RKs'のマークも入っていない。

ただし、自分の意志で自由にそれらを現わすことができる。当然、そのマークは自分のカラーで描かれている。

カッコ内が通常用いている名前で、先に書いてあるのは、裏RKsとしての名前。彼らの存在を知っているのは皇帝とごく限られた者たちだけであり、マイケルら表の騎士団にも知られていない。基本的には別部隊だが、表の騎士団に欠員が生じた際は優先的な補充要員ともなる。

通常虹色の7人と 金の計8人で構成されるが、藍は欠員となっている。

虹の七色について

宗教家ナターリヤ・チマシェーンカがピアノの7音とエルメラン教で説かれる7つの美徳、曜日、そして虹を関連付けたことで、ロングッドを中心としたエルメラン教圏では一般に虹を七色と認識している。ジアザーは当然幼い頃からこの教義に触れており、虹と言えば七色だった。ヘレネスでは一般的に五色とされることが多く、また逆にエルドレス教では九色と定義されているため、騎士団に違和感があると答える者もまだまだ多い。