アルファ人民共和国の政治組織

内閣

各ポストの任期は4年。選挙によって選出された大統領が首相を指名し、首相が各大臣を指名する（これまでのところ大統領も首相も交代しておらず、実際には大統領と首相が共同で選出に当たった）。サイドラスは父のライガーが帝国軍内で反旗を翻して革命に加わったことによるもので、ロヴェルガロスもシミティスも同様である。副外相は当初イラシウス・クバイトの息子メイナードが当てられたが、1,623年に辞任している。テレキャスターは元帝国騎士団シルヴィスである（ただし戦闘には不参加）。

政党

統一民主主義党

ベルン・セルナンデスとヨハン・マルティネスが革命後の1,618年に発足させた政党で、現在の与党。ベルンが党首だったが、1,624年の選挙時に、「大統領が特定の政党の党首を兼任するのは不適切だ」として辞任、副党首だったヨハン・マルティネスが党首となっている。

教会貴族党

ライガース・ハインドが1,623年に発足させた。教会特権と貴族特権の復活を唱えて1,624年の選挙へ出馬しようとしたが、要件を満たさないとして参加が認められず、翌年の反乱に至った。ハインドの乱終結後に暫定首班ナイモー・クランダルが武装放棄を宣言、加えてその主張を大幅に後退させ、特権のごく一部の復活を目的とするようになった。1,628年に政党認可。現在の党首はダイモン・ベイクマン。

国民第一党

イスロン商人連合の会長キリアコス・ヤスラスが、統一民主主義党は国民への還元が不十分だとして1,627年に発足させた。1,628年に政党認可されたが、同年の選挙には間に合わず1,632年を期する。ヤスラスの主張が不十分だと感じる一部の者が、調整役プラス・ヴァンカースを擁立して独立を画策する動きがある。