柴山モモ子（しばやまももこ） 名義

　「アタックNo.1」以前に、一般芸能歌手としてデビューしたことがありました。そのときの曲リストです。コミネさんよりいただいた資料、およびアキバさんが国会図書館で調べてくださった資料から。貴重な情報をありがとうございます。柴山モモ子名義の音盤は、国会図書館にも存在しないとのことでした。

近年、この頃の楽曲が相次いでCD化されています。このページを立ち上げた当時では、考えられませんでした。各メーカーさんと企画の方々に感謝。

「東京っ子」

「明日は日曜日」

「ヤングヤングボレロ」

「娘の縁談」

ひとこと：

真のデビュー曲「東京っ子」に関連して。

　「東京っ子」の作曲者 北原じゅんさんは、クラウン時代の大杉さんが前座歌手を務めていた西郷輝彦さんのお師匠さんであり、「骨まで愛して」を歌われた故・城卓矢さんのお兄さんでもあり、アニメ・特撮ソングでも、一度聴いたらつい口ずさんでしまう「死ね死ね団のテーマ」（『レインボーマン』）、誰もが幼い頃に一度は耳にしたことのある『日本昔ばなし』のオープニングを作られた方です。

　カップリング曲「としごろ」の歌手 高石かつ枝さんは、メロドラマの草分けといわれる『愛染かつら』が1962年にリメイク映画化された時に、主題歌の歌手募集のコンテストで優勝して、そのままヒロインの役名を芸名にされた方。ヒット曲には「りんごの花咲く町」などがあり、64年の「平凡」での人気投票では4位になられたそうです。「セーラー服が良く似合った」と評されたということです。

　加藤さんからの情報をまとめさせて頂きました。ありがとうございました。

環ルナ（たまき・るな） 名義

　ディレクターが変わったのと同時に、名前を変えようということになったそうです。オペラ歌手の三浦環と、タバコの「ルナ」をくっつけて環ルナ。うーん。コミネさんよりいただいた資料、およびアキバさんが国会図書館で調べてくださった資料から。貴重な情報をありがとうございます。

「ブーガルー・タウン銀座」

「燃えろブーガルー」

「ひとりぼっちの夕陽」

「幸福に泣きたい」

杉 美子（すぎ・よしこ） 名義

　大杉さんは「アタックNo.1」のあとにも、芸能界に少し未練があったようで（と書くと失礼でしょうか）、しばらく「杉 美子」の芸名で、一般歌謡曲でレコードを出したということです。コミネさんよりの情報です。貴重な情報をありがとうございます。

「ポケットにりんご」

「よそみした愛」

「ときめき愛」

「しあわせの消息」

　「杉美子」名義はとても驚きました。たしかに、69年から73年の間、何をしていたのかな、とは思っていたんですが…。このあたりで、さらに実力を伸ばされたのでしょうね。

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