にんぎょ姫
| 概説 | ||
| 有名な名作童話の劇場映画。原作：Ｈ・クリスチャン・アンデルセン "THE LITTLE MERMAID"。文部省選定 厚生相中央児童福祉審議会推薦 日本児童文芸家協会推薦 東京都知事推奨 モスクワ映画祭ピオニール童話賞受賞。
海底に住む人魚のマリーナは、人魚の王国一の歌い手。マリーナが海の底から海上へ出てみると、美しい王子を乗せた船が通りかかった。マリーナは王子にくぎづけになったが、船はマリーナの目の前で波に飲まれてしまう。マリーナは必死で王子を浜へ運び上げた。夜明け。人がやってきたので、マリーナは岩場の影から王子が無事に運ばれるのを見て、名残惜しくも海底へ帰る。 マリーナは王子を忘れることができなかった。王子がフィヨルドのほとり、マリン離宮にいると分かると、マリーナは自分を人間に変身させて欲しいと魔女に頼んだ。魔女は願いを叶える代わりに、３つの条件を言い渡した…。 | ||
| 放映期間・時間 | ||
| 1975年3月21日東映系上映 | ||
| 放映話数 | ||
| 1話(1時間8分） | ||
| 企画 | ||
| 有賀健、高見義雄 | ||
| 制作 | ||
| 東映動画 | ||
| 音楽 | ||
| 平吉毅州 | ||
| 実写撮影 | ||
| ヘニング・クリスチャンセン | ||
| 協力 | ||
| ダニッシュ・フィルム・スタジオ | ||
| キャラクターデザイン | ||
| 奥山玲子 | ||
| 登場人物・声の出演 | ||
| にんぎょ姫マリーナ／樫山文枝、イルカのフィリッツ／宮城まり子、王子／志垣太郎、にんぎょの王／柴田秀勝、鯨のデューク／富田耕生、かに、ほらがい／肝付兼太、笛奴／永井一郎、こばんざめ／緒方賢一、魔女／北浜晴子、にんぎょの老妃／麻生美代子、マリーナの姉姫／杉山佳寿子、猫のジェミー／沢田和子、王子の母／山口奈々、スオミの姫／横田理保子 | ||
| ビデオ・ＬＤ | ||
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挿入歌 「あこがれ」
| 作 詩 | 岩谷時子 |
|---|---|
| 作 曲 | 平吉毅州 |
| 編 曲 | 平吉毅州 |
| 歌 | 大杉久美子 |
| 収録盤 | COCC-9057〜8, COCC-13591〜600, CS-7058 |
| ひとこと | メロディはなんというか、妙な感じのする歌です。とくに「あーこーがーれーさー」の後に入る「あこがれさー」という台詞が？？？なのです。作品冒頭、人魚の王国のシーンでかかるそうなので、いろいろ憧れる年ごろのマリーナをイメージしているのでしょうか。
平吉さんという方はあまりよく知らなかったのですが、「気球に乗ってどこまでも」の人だったのですね。こちらも好きな歌です。この歌にも「あこがれ」が満ちていますね。 |
| 作 詩 | 岩谷時子 |
|---|---|
| 作 曲 | 平吉毅州 |
| 編 曲 | 平吉毅州 |
| 歌 | 大杉久美子、ピープル |
| 収録盤 | COCC-9057〜8, COCC-13591〜600, CS-7058 |
| ひとこと | 一変こちらはムーディなメロディで、大杉さんもしっとりした声で歌っています。ピープルの「ルールルルールールー」が、曲の美しさを引き立たせているでしょう。「たとえ」からのメロディがとくにいいですね。「こわくない」のあたりは、ただ「きれい…」の一言だと思います。
劇中では未使用のようです。 |
作品に対するわたしのひとこと
| いただいた資料を見ると、原作を忠実に守った作りのようですね。マリーナはかわいくデザインされているし、王子もイヤミのないデザインですし。最近童話に触れる機会がありませんから、久々にこういう作品を見てみたい気がします。ビデオは発売されているのでしょうか。 |
最終更新：
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