モクレインは「音楽の国」とも呼ばれ、国中に音楽があふれる国として知られる。
女王レイン・ラス8世（ハーフアルフ、バード、14歳）。
音楽魔術に特化した16名の上級バードが、軍事を含め国の様々な役務を担当する。ただし、現実的には国の守りは守護獣である3頭のドラゴンが担っており、ヒューマノイドの対処できる局面はごく限られている。
主席バードはサレスティン・フロルディス（ハーフアルフ、バード、127歳）。長老会議筆頭でもある。
純粋な兵士は30で人間とハーフアルフが大半、ドワーフが1名。隊長はネヒルの街の人間シリカ・ナンキロスが勤める。
はなれ山付近の小屋に棲む魔女アンデリサ（人間）は冒険者を小動物に変えて飼っている。
神になった初代モクおよびその娘エリの他、ティアルの信者も多い。
家ごとに家紋のようなマークを持ち、様々な物の所有を明らかにしている。
王家のマークは内側が燃え盛る木であり、これは城の庭に実際に存在する木（アーティファクト）を描いたものである。
初代女王レインとその兄モクにはドラゴンを従える特別な力があった。長老会議の決定で、この力を維持するために王家は内密に近親交配を続けており、王は名目上の存在である。現女王には外見に劣性遺伝が強く表れ、ひどく不健康である。