シルリア王族

神（イモータル、トリビッヒ）の血を受けた者の子孫であり、刻のアルフはこの王家を存続させるために、トリビッヒによって並行世界エリモイゼル・ヘンから召喚された一団である。決して未来ではない。

そのうちの一人が、その時点で既に最強の一角と言われたニアラシェールである。彼女は活動拠点である刻のアルフの森はカレンティシアスから遠いと考え、15色の騎士を創設して王家に直接仕えることにした。

地下のカレンティシアスは暗く、星が見えぬ閉塞感がある。地上のカレンティシアスには森がなく、また寒冷過ぎる。このため、大半のアルフはそこへ行こうとしなかったのである。