軍隊

元帥：ヴルチェク（、外国人）

1. プラクト・カルドロン（エヴァルノ族）
2. エルデルン・ファンガル（オーガルガ族）
3. ウェレン・ソルトラス（オーガルガ族）
4. ファイウス・マストラス（ランドル族）
5. ファイラス・マストラス（ランドル族）
6. ペレス・フェレン（外国人）

各将軍には1,000人の兵員がつく。この下にはそれぞれ二人の副将がついているが、実質的に権限はないに等しい。とはいえ将軍が戦死もしくはそれに準ずる状態になった場合には軍団指揮を取るのは彼らであり、そのために相応の能力を示したものが就いている。

将軍に就任するには、比較的強い遠当ての能力が必要とされる。唯一これを免除されているのが、外国からの流れ者で第六軍団のフェレン将軍である。彼は1,622年にバラカンスへやって来て、当時の5人の将軍すべてに剣による試合で勝利し、バラカンス4世から特別に将軍という栄誉を与えられた。

最近この軍団が動いたことはかったが、1,629年末にバラカンス4世の命によりラムサダス帝国へ侵攻した。それは、客人であるリリュー帝国のハイゼル13世に対して、大きな貸しを作るためでもあった。

しかし、その結果はほぼ当初から明らかであった。全軍は総計でも5,000人強であり、ラムサダス帝国の軍と一戦でも交えることは誰の目にも不可能としか映っていなかった。ホーストヘルン帝国の魔術師の力を借りて帝国に打撃を与えはしたが、ソルトラス、ファイウス・マストラス両将軍が戦死、フェレン将軍が敵の捕虜となった。