「ヘレネスの四面鬼」と呼ばれるシュマイン・ヘレネス13世直属の騎士。戦士のカルマックがリーダー。クリームドワーフのガンドックとともに、直接戦闘を担当。アルシーンはアルセン王国ヨーダ森出身のアルフである。魔術師アバルックとともに、間接戦闘担当。全員がアウトロー的な性格かつ純粋に強さを求めるタイプだった。王国の一員であるということ以外に特段共通点はなく（ヘレネス内の出身者は一人もいない）、個人的に仲が良かったということもない。それぞれ数人〜10人程度の私兵を所有していた。
1,612年のジアザー帝国襲撃時、ジアザー・テレビジョン、フレイミア・サリスファネルの二人が兵に先行して首都アマリシアに乗り込んできた。カルマックは二人が魔術の使い手であることを見て取ると、アバルックの魔術を利用して二人を騙し、アンチマジックフィールドの小部屋に封じ込めることに成功した。カルマックはこれで安心してしまい、余裕綽々といった体で王に事態報告をした。しかし、フレイミアがアーティファクトのコミュニケーション手段（メロスから預かっていたもの）を使用して本国永世王国のウェルナー・ケインと連絡を取ることまでは想定できなかった。テレポートで訪れたウェルナーは外側から部屋を破壊して去って行った。ジアザーとフレイミアは王の謁見室へ向かい、途中ガンドックとアバルックを倒し、さらに謁見室においてカルマック、シュマイン王を討ち取った。アルシーンはカルマックが倒されるのを見て城から脱出したが、城外において白色魔術団に阻まれ、追いついたジアザーらによって倒された。