| 国名 | キルクザルト民族共和国（キルクラクトの地） |
| 首都 | ブロエス・ライナ（ブロエス：砦 ライナ：海） |
| 都市 | ハイルブロン特別政治都市（旧ブランカイント） |
| 階層構造 | ブルジョア支配の経済階層 |
| 貨幣 | RG貨（革命金貨）、RS貨（革命銀貨）、RC貨（革命銅貨）、紙幣（5RG相当分、国内流通限定） |
| 税金 | 財務委員会による徴税体制（一部未整理） 平均1世帯当たり1RG/月 |
| 刑罰 | 死刑については、そのすべては公開・ギロチン |
| 大学 | 内務委員会付属学校法人ハイルブロン革命大学設立予定 |
| 言語 | キルクラクト語、ホーメルト語、ヘレネス語 |
| 宗教 | 国教制度なく、公序良俗に反しない限り原則自由（元首はじめ支配階層は、元々信仰していたドンバラス教が多い） |
| 国民性 | 数年に及ぶ国内動乱のため、人民は厭戦気分で比較的平和 |
| 元首 | 国民会議議長（名誉職） |
ネアー海の東、ダンヒル海峡とクリーム海峡の間にある島。1,630年の革命により前身ブランカイント王国が倒れ、平民支配の国家に生まれ変わったばかりである。ただ、厳密に言えば「平民」というわけではない。国家元首および軍最高司令官は、平民ではあるものの旧王国でも最高司令官に任じられていた所謂ブルジョワ階級である。他の委員会メンバーも、多くはこうした側の出身であり、下層の民はほとんど存在しないし、彼らの発言権はたかが知れている。
旧王国における貴族は法的には「特権家族」と呼ばれており、上位が王族から富裕平民に変わったものの、残存している。彼らは革命における立場に応じて大きく2つに分かれている。つまり、革命に加わった者と、加わらなかった者である。いずれもその地位を剥奪されていない点は同様であるが、今後は異なる。後者は、世襲の権利が廃止されている。このため現在の当主が死ねば、その家は平民となる。前者についても、今後時間を掛けて権限を縮小する構想が執政委員会にはある。13委員会の一つである旧貴族委員会は、こうした特権家族たちがいかに自身の権利を擁護しつつ体制との共存を図るかについて協議する場である。
元々、旧王族を含む彼ら支配層は、裏エルヴァートからやってきた存在である。キルクラクト帝国という、巨大国家ホーストヘルン内にある国の貴族だった。