フェルナンドの法律・抜粋

＜皇室典範＞

• 皇室は一系とし、後継者には長男がなる。
• 長男がない場合もしくはこれに準ずる場合、皇帝の弟が後継者となる。
• 皇室に後継者がない場合もしくはこれに準ずる場合、有権者による選挙が実施され大統領が選出される。
• 上項の「準ずる場合」とは、後継者が無能であった場合を含む。
• 上記の場合、宰相位は設置されない。

＜皇帝の権利＞

• 皇帝は宰相の任免権を有する。
• 皇帝は省庁の大臣の任免権を有する。
• 皇帝は省庁の決定に対して許可／不許可を与える権利を有する。
• 皇帝は省庁に対して政策を発案する権利を有する。
• 皇帝は国軍を動員する権利を有する。
• 皇帝は将官の任免権を有する。
• 皇帝は条約の締結権を有する。

＜議会・国会＞

• 上下院の議員は宰相、大統領に対して弾劾を行う権利を持つ。
• 各省庁の大臣は皇帝によって任免される。
• 宰相は皇帝によって任免される。
• 大統領は有権者による選挙によって選出される。
• 宰相は各省庁を統御し、議会との連携を計る。
• 上下院が同時解散することはない。
• 宰相の任期は三年とし、三選までの再選が可能。

＜裁判所＞

• 裁判所は違憲立法審査権を持つ。

＜公法＞

• 私有財産は保証される。
• 国民は思想、言論の自由を有する。
• 国民は納税の義務を有する。
• 国民は規定された方法により戸籍登録せねばならない。戸籍登録がなされぬ場合、その者には国民としての権利は与えられない。
• 国民としての権利を得られぬ場合もしくは剥奪された場合、法令によって定められる不法滞在による税金を支払う義務を有する。
• 納税の義務を拒否した国民は国民権を剥奪される。
• 国家政策などに対する選挙権を得るには、法令によって定められる試験に合格せねばならない。
• 有権者は皇帝後継者不在の場合、大統領を選出する選挙に参加する権利と義務を有する。

＜国軍＞

• 国軍の最高司令官は皇帝である。
• 皇帝不在の間は、大統領がその任を帯びる。
• 将官の任免権は皇帝が保持する。
• 将兵の任免権は軍務省が保持する。