黄金城

Dungeon Painter Onlineにて作成。ただし文字のみPhotoshopによる。

上図は1,611年ファンドランド島トゥルカに建設、1,615年に多数の魔術師を動員して城のみホーメルト南島フリンキアへ中央の構造物のみ移設。1,629年にフェルナンド帝国との戦争で併合されて以降は帝国管理となっている。

皇帝アーサーはこの城そのものにはあまり意味を見いだしていないが、とはいえ解体する必要も感じていない。現在でもブラックホースはほんの時折滞在することがある他、スロリクトラとリサも使うことがある。また、アレックスつまりアーサー自身、側近との密談に使用することがある。

元々居住者が決まっていなかった部屋は、倉庫や何らかの用事でこの地を訪れた要人の宿泊場所として使うことがある。1,630年現在鬼籍に入っているジアザー、アマテラスの部屋も同様だが、唯一ミリィの部屋だけは扱いが異なる。彼女は1,613年にこの部屋で誰にも看取られることなく息を引き取った。それは他のメンバーたちに多かれ少なかれ衝撃を与えた。城の主であるドバヌールもこのときばかりは普段の適当さが影を潜め、神妙な面持ちで配下に対し、部屋に祭壇を作るように命じたほどである。いくつかの物品は取り除かれたが、元々多くない彼女の持ち物は大半がそのまま残され、保護の魔法によって維持されるようになった。ミリィは北側の人工湖のほとりに埋葬されている（城の建物は移転したが、この土地は彼女の墓を含めてそのままである）。