日光と月読、不離弩馬を最高神とする。その直下に地蔵、虚空蔵、妙見の三大神がおり、さらにその下に不動、孔雀、愛染、軍荼利、烏枢沙摩の五中神を配する。
これらの神々のうちイモータルとして存在するのは日光（ヴァリス）、月読（ナリス）、不離弩馬、孔雀（マラク・タウス）だけである。
日光と月読は兄妹であり夫婦であるとされる。馬具座教は原型を世界大戦前の「太陽と月」教団に求めることができる。これは僧侶の兄妹かつ夫婦であったヴァリスとナリスを信仰していたものである。カンスラ密教では、ヴァリスとナリスは夫婦とされるが兄妹とは説かれていない。
不離弩馬はモータル時代、馬具笊の民ではなかった。この地の人物へ来て馬具座の文化を愛し、その地で活動した彼はイモータルになるとともに馬具笊の守護神となり、同時に馬具座教の教義を改変することで自身を最高神と同列の神であるとした。
モータルでは、天皇が最高神官を兼ねる。また斎祀を執り行う者として、天皇家の女子が代々の祀宮（斎宮の長）となる。
880年にイモータリティを獲得した名吏和良を信仰するもの。
1,549年に宣教師フィンドレイ・ジーディアスによってもたらされた舶来の宗教。その実体はホーメルト地方で信仰されているエルメラン教である。一部先駆的な学者はこれらの2つの宗教が同一のものであると確認しているが、多くの民にとってエルメランは後から来たラディンに似た神でしかない。
厳密にはメテオール・リムはファームズでの名であり、この地方では神自体も星見人と呼ばれる。